光と影 Light and Shadow

2012

2011年4月に被災地を訪れた川内倫子は、がれきの中で白と黒のつがいの鳩に出会いました。二匹の姿はまるで「光と影」のように、相反するものが同時に存在する私たちの生きている世界を象徴しているかのようです。永劫に繰り返す生と死の営みにやりきれない無常感を持ちながらも撮影した写真から、この度一冊の写真集が生まれました。

 

•本書は経費を引いた売上の全額を被災地の復興支援のために寄付いたします。

 


 

光と影 Light and Shadow
プロジェクトについて

 

2011年4月石巻、女川、気仙沼、陸前高田。訪れたどの場所もただただ静かでした。静けさは怖さを内包してると初めてリアリティを持って気づかされました。音がなく、ただかつて機能していた人の営みのかけらが地面に積み重なっていて、空がとても広く感じました。 その場所でしばし佇んでいると自分が風に飛ばされてしまいそうなほどに小さな存在だと思えてきましたが、しかし確かに肉体を持っていまここに 立っているという実感もありました。ただそこに存在する、ということを実感するには静けさが必要なのだと思いました。そしてそれはある種の恐怖を伴います。そしてその静かな場所で白と黒のつがいの鳩と出会いました。― 川内倫子

 

本プロジェクトでは、川内倫子が東北で撮影した写真をボックス形式のインスタレーションとして展示を行い、あわせて写真集とプリントの販売を行っております。このプロジェクトでは経費を引いた売上げのすべてを被災地の復興支援のために寄付いたします。
プリントのご購入に興味がある方は rinko_kawauchi(at)me.comまでお問い合わせください。

  • タイトル

  • 光と影 Light and Shadow

  • 仕様

  • A5判横|ハードカバー|56ページ

  • 定価

  • 2,500円+税

  • 企画協力・協賛

  • 株式会社山田写真製版所

  • 発行

  • 川内倫子事務所

  • 刊行年

  • 2012年