あめつち
2013
2012年、東京都写真美術館にて開催された個展「照度 あめつち 影を見る」に出品された新作《あめつち》。展示された作品は一部でしたが、その内側から輝くような力強さと圧倒的な存在感は、見る者の心に強い印象を残しました。
本作では、川内作品を特徴づけていたローライフレックスによる6×6の正方形の画面から、撮影までに作業時間を必要とする4×5へと、被写体に敬意を払い とらえるために、あえてそのメディアを変更。阿蘇の野焼き、プラネタリウム、夜神楽、自宅から見上げた空、そして嘆きの壁と、わたしたちみなの住むこの地球にしっかりと根を張り、向き合って、世界をとらえようとする意欲作です。(青幻舎HPより)
※本書はAperture(米)と青幻舎の国際共同出版であり、日本語版を青幻舎が刊行します。なお、2012年に東京都写真美術館で開催された個展と同時に発売した『照度 あめつち 影を見る』に掲載された《あめつち》はシリーズの一部であり、本書はその完全版です。
タイトル
あめつち
デザイン
Hans Gremmen
仕様
B4版変型|ハードカバー(本体布張り+ポスターカバー)|160ページ
定価
5,800円+税
ISBN
978-4-86152-386-1
発行
青幻舎
刊行年
2013年